世界観

このページでは「ひとりぼっちの○○生活」の世界観について解説します。

舞台設定・時代設定

本作は現代日本を舞台としています。原作でどこが舞台なのかは明言はされていませんが、「上京してきた人」が登場する(第45話)事から舞台は東京都、さらに第57話にて「市の情報誌」が登場した事からぼっち達は特別区ではなく市に住んでいる事がうかがえます。一方で台東区上野に立地していると思われるカラオケ店に遊びに行く描写や(第1巻第13話)、上野駅構内のパン屋と思われる店の前を訪れる場面(第3巻第30話)もあります。スマートフォンやメッセージアプリが登場しており、時代設定は現代である事が伺えます。アニメ版では、入学式の案内文書に2019年と表記されていたり、令和元年の硬貨が登場したりしています。
第1巻第13話より引用。ぼっち達が「カラオケ館上野2号店」がモデルと思われるカラオケ店を訪れた描写があります。

第4巻第44話より引用。上野動物園と思しき動物園に来ています。

アニメ第11話に登場した500円玉。令和元年と表記されている。


学校

 ぼっちは中学受験に落ちた結果、現在の中学校に通っているという設定である為、ぼっち達が通う学校は普通の公立中学であると思われます。
 アニメ版公式サイトのキャラクター紹介ページでは、学校の名称が「桜第二中学」である事が明かされています。
 第1巻特別編で描かれたクラス分け発表にて男子のものと思われる名前が載っている事、時々男子生徒が登場している事から共学であるとみて間違いありませんが、少なくとも単行本第5巻までの時点では、ぼっちはほとんど女子生徒としか関わっていません。幼馴染との約束は「クラス全員と友達になる事」ですが果たしてどうなっていくのか、今後の展開が気になります。


人名

主人公の名前が「一里ぼっち」(ひとり・ぼっち)である事からも分かるように、本作の登場人物の名前は基本的に単語や短文をもじったものになっています。
 単行本第4巻のおまけページには、第4巻までに名前が出ているキャラクターを網羅した座席表が掲載されています。更に第5巻おまけページやアニメ第1話ではクラス全員の名前が明かされています。第6巻おまけページではクラスメイト全員の誕生日が明かされました。
 人物の命名方式を統一したのは良いもののそれが制約となってしまい、カツヲ先生はキャラの命名に苦労したそうです。令和元(2019)年4月27日、カツヲ先生はTwitter上で「ソトカ・ラキター。ここまでは名前を考えるのが楽しかったです。その後はこの名付けルールに苦しめられ続けたんですが、割となんじゃその名前と言ってもらえるんで苦しんで良かったです。ちなみにソトカが一番気に入ってる名前です」とコメントしています。

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